Common Ground Research Lab.東京大学生産技術研究所5部 豊田研究室

Research

ゲームエンジンを用いた実空間の経路探索における空間トポロジー表現の活用

文献情報


分類 研究解説
著者名 中倉 康介, 豊田 啓介
抄録 現実世界とデジタル世界の同期が求められる動的な環境において,エージェントの経路探索にはゲームエンジンが有用と考えられ,ナビゲーションメッシュの仕組みがその特徴の一つである.建築および地理分野では,IFC やIndoorGMLをはじめとする空間トポロジー情報を含んだ静的な記述仕様の実装が進んでいるが,経路探索には十分に活用されていない.本研究では,ゲームエンジンのナビゲーションシステムを使用しつつ,既存の建築領域の空間記述と併用することで,実空間における経路探索を効率化する可能性を検証する.また,その手法がスケール横断的な探索や意思決定にも活用できること,および人間の直感的な空間把握に合致するノード間関係グラフのクラスタリングにも利用できることを示す.
出版年月日 2023/5/1
書誌情報 生産研究
75
2
ページ数 141-146
公開プラットフォーム J-Stage
DOI 10.11188/seisankenkyu.75.141

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